Cursorの使い方を解説!インストールから基本の操作・便利な機能まで

Cursorを入れてみたものの、画面のどこから何を頼めばよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。エージェントやタブ補完などの言葉が並び、どの機能から覚えればよいのかで手が止まる場面もあるはずです。
この記事では、Cursorのインストール・最初の依頼・基本の3つの操作・大きな変更の進め方・便利な機能・安全に使う設定を、Cursorの公式ドキュメントに沿って解説します(2026年10月4日時点)。
記事を読めば、Cursorを入れてから最初の変更を確かめるまでを、迷わず進められる状態です。結論は、最初に覚える操作はエージェント・インライン編集・タブ補完の3つです。まずはエージェントにコードの説明をさせるところから始めましょう。
Cursorの使い方の全体像
Cursorの使い方は、以下の3つを押さえると全体が見えます。
- CursorはAIが組み込まれたコードエディタ
- 基本の操作はエージェント・インライン編集・タブ補完の3つ
- 無料のプランで試してから有料のプランを検討する
CursorはAIが組み込まれたコードエディタ
Cursorは、AIが組み込まれたコードエディタです。コードエディタは、プログラムを書いて編集するためのソフトを指します。
AIに日本語で依頼すると、ファイルの検索からコードの書き換え・コマンドの実行までを進めます。プログラムを書いた経験が少ない人でも、作りたいものを言葉で伝えて進められる点が特徴です。
Cursorとは?読み方とできること・料金と始め方をやさしく解説
基本の操作はエージェント・インライン編集・タブ補完の3つ
最初に覚える操作は、以下の表の3つです。
| 操作 | できること | 開き方 |
|---|---|---|
| エージェント | 複数のファイルにまたがる作業を任せる | MacはCmd+I |
| インライン編集 | 選んだ部分だけを書き換える | MacはCmd+K・WindowsはCtrl+K |
| タブ補完 | 入力の続きを提案してもらう | 提案が出たらTabキー |
大きな作業はエージェントに任せ、小さな修正はインライン編集で行い、自分で書くときはタブ補完に助けてもらう使い分けです。
無料のプランで試してから有料のプランを検討する
Cursorには、無料のHobbyプランがあります。クレジットカードを登録せずに使い始められます。
エージェントを本格的に使う場合は、月20ドルのProプランが候補です。
Cursorの料金プランを解説!無料版との違いと選び方・費用の抑え方
Cursorのインストールと最初の設定
インストールと最初の設定は、以下の4つです。
- 公式サイトからダウンロードしてインストールする
- サインインしてフォルダを開く
- 表示を日本語にする
- AIの回答を日本語にする
公式サイトからダウンロードしてインストールする
Cursorの公式サイトから、インストール用のファイルをダウンロードします。対応しているOSは、以下のとおりです。
- macOS 12以降(AppleシリコンとIntelの両方に対応)
- Windows 10以降
- Linux
ダウンロードしたファイルを開き、画面の案内に沿ってインストールしてください。
サインインしてフォルダを開く
Cursorを起動したら、アカウントでサインインします。続けて、作業に使うフォルダを選んで開く流れです。
Cursorは、開いたフォルダの中のファイルを対象に作業します。練習用の新しいフォルダを作って始めると、大事なファイルを誤って書き換える心配がありません。
表示を日本語にする
メニューなどの表示は、初期の状態では英語です。日本語の言語パックを入れると、表示を日本語に切り替えられます。
Cursorを日本語化する方法!表示とAIの回答を日本語にする手順を解説
AIの回答を日本語にする
AIの回答を日本語にそろえるには、ルールの機能を使います。ルールは、AIに毎回伝えたい指示を保存しておく仕組みです。
日本語で回答するよう書いておくと、依頼のたびに指定する手間が省けます。
Cursorの最初の使い方
Cursorの最初の使い方は、以下の3つです。
- エージェントにコードの説明をさせる
- 小さな変更を1つ頼む
- 変更の内容を確かめる
エージェントにコードの説明をさせる
公式のクイックスタートは、最初にコードの説明をさせることをすすめています。フォルダを開いたら、MacはCmd+Iでエージェントを開きます。
開いているフォルダのコードを説明し、最初に読むべき部分を教えてほしいと依頼してください。Cursorはファイルを検索して読み、全体の構成をまとめて答えます。
小さな変更を1つ頼む
全体が分かったら、次は小さな変更です。公式のクイックスタートは、安全な改善の案を3つ挙げさせ、1つを選んでから変更させる進め方を紹介しています。
最初の作業は、文言の修正や画面の小さな不具合の修正など、リスクの低いものが向いています。変えたい内容が決まっている場合は、ほしい結果を直接伝えてください。
変更の内容を確かめる
エージェントが作業すると、変更の前後を比べる画面が表示されます。どのファイルのどこが変わったのかを、取り込む前に確かめます。
作業が終わったら、テストなどの確認の作業も、エージェントに実行させてください。プロジェクトで普段使っている確認の方法を、そのまま頼めます。
Cursorの基本の3つの操作
基本の3つの操作は、以下のとおりです。
- エージェントは複数のファイルにまたがる作業を任せる
- インライン編集は選んだ部分だけを書き換える
- タブ補完は入力の続きを提案する
エージェントは複数のファイルにまたがる作業を任せる
エージェントは、複雑な作業を自分で進めるCursorのアシスタントです。使う道具は、ファイルの検索と読み取り・ファイルの編集・コマンドの実行・Webの検索などです。
作業の途中で、確認のための質問を返してくる場合もあります。依頼の文に@を入力すると、参照させたいファイルやフォルダを指定できます。どのファイルが関係するか分からないときは、指定せずに任せて問題ありません。関係するファイルは、エージェントが自分で探します。
インライン編集は選んだ部分だけを書き換える
インライン編集は、選んだ部分だけを手早く書き換える機能です。使い方は、以下の4つの手順です。
- 変えたいコードを選ぶ
- MacはCmd+Kを、WindowsはCtrl+Kを押す
- 変えたい内容を入力する
- Returnキーを押す
結果を直したい場合は、続けて指示を入力します。複数のファイルにまたがる変更は、エージェントに切り替えてください。
タブ補完は入力の続きを提案する
タブ補完は、入力の続きをAIが提案する機能です。提案の表示は、カーソルの先の薄い色の文字です。
Tabキーを押すと提案を受け入れ、Escキーを押すか入力を続けると取り消せます。複数の行をまとめて直す提案や、次に直す場所への移動の提案も出ます。
大きな変更を進めるときの使い方
大きな変更を進めるときの使い方は、以下の3つです。
- Planモードで計画を立ててから作らせる
- チェックポイントで変更の前に戻す
- 作業の途中で追加の指示を出す
Planモードで計画を立ててから作らせる
複数のファイルにまたがる変更は、Planモードで始めるのが基本です。入力欄でShift+Tabを押すと、Planモードに切り替わります。
Planモードでは、Cursorがすぐにコードを書かず、以下の順に進めます。
- コードを調べて関係するファイルを探す
- 要件について確認の質問をする
- 実装の計画を作る
- 承認を待ってから作り始める
計画を読んで直してから作らせると、意図と違うものができる失敗を減らせます。
チェックポイントで変更の前に戻す
大きな変更の前にファイルの状態を自動で保存するのが、エージェントの特徴です。保存された状態は、チェックポイントと呼ばれます。
作業が意図と違う方向に進んだ場合は、会話の中のチェックポイントを選ぶと、ファイルを保存した時点に戻せます。チェックポイントは手元に保存され、Gitとは別の仕組みです。長く残したい変更の履歴は、Gitで管理してください。
作業の途中で追加の指示を出す
エージェントが作業している間も、次の指示を入力できます。Enterキーを押した指示は順番待ちに入り、今の作業が終わってから処理される仕組みです。
すぐに伝えたい場合は、MacはCmd+Enterで送ります。作業の方向を途中で直したいときに使う操作です。
知っておくと便利なCursorの機能
知っておくと便利な機能は、以下の4つです。
- ルールで毎回の指示を保存する
- 画像を貼り付けて画面の修正を頼む
- 内蔵のブラウザで画面を確かめさせる
- ターミナルから使うCursor CLI
ルールで毎回の指示を保存する
ルールは、AIへの指示を保存しておく機能です。回答の言語・コードの書き方の決まり・使ってほしくない書き方などを書いておきます。
プロジェクトのフォルダにルールを置くと、チームの全員が同じ指示でAIを使えます。
画像を貼り付けて画面の修正を頼む
依頼の入力欄には、画像を貼り付けられます。画面のスクリーンショットを貼り、直したい場所を言葉で伝える使い方です。
エラーの画面を貼り付けると、文字を書き写さずに原因を調べてもらえます。
内蔵のブラウザで画面を確かめさせる
エージェントは、ブラウザを操作して画面を確かめられます。作った画面のスクリーンショットを撮り、表示の崩れがないかを調べる使い方です。
ターミナルから使うCursor CLI
Cursorには、ターミナルから使うCLIもあります。エディタの画面を開かずに、コマンドの画面からエージェントに依頼できます。
Cursor CLIとは?使い方・料金とClaude Codeとの違いを解説
Cursorを安全に使うための設定と注意点
安全に使うための設定と注意点は、以下の4つです。
- コマンドの実行の確認の方法を選ぶ
- 変更は必ず自分の目で確かめる
- 機密の情報の扱いを決めておく
- 利用の上限と追加の料金を確かめる
コマンドの実行の確認の方法を選ぶ
エージェントがコマンドを実行するときの確認の方法は、設定で選べます。公式ドキュメントが挙げる方法は、以下の表の3つです。
| 方法 | 動き |
|---|---|
| Auto-review | 安全と分かっている操作は実行し、ほかは隔離した環境での実行や自動の審査を挟む |
| Allowlist | 許可の一覧にある操作だけを確認なしで実行する |
| Run Everything | すべての操作を確認なしで実行する |
公式ドキュメントは、多くの人に合う安全な設定としてAuto-reviewを挙げています。一方で、自動の審査は誤る場合があり、安全を保証する境界ではないとも明記しています。Run Everythingは、慣れるまで選ばないでください。
変更は必ず自分の目で確かめる
AIが書いたコードには、誤りが含まれる場合があります。変更の前後を比べる画面で内容を確かめ、テストを実行してから取り込みます。
内容を判断できない変更は、取り込む前に詳しい人に見てもらいましょう。
AIコードレビューとは?できることと主なツール・導入の進め方を解説
機密の情報の扱いを決めておく
Cursorは、依頼の内容と関係するコードをAIのモデルに送って処理します。会社のコードや顧客の情報を扱う場合は、データの扱いの設定と、会社のルールを先に確かめてください。
パスワードなどの秘密の情報は、AIへの依頼に書かないようにします。コードを学習に使わせない設定はPrivacy Modeと呼ばれ、設定画面でオンにできます。
CursorのPrivacy Modeとは?学習させない設定の手順と注意点を解説
利用の上限と追加の料金を確かめる
エージェントの利用には、プランごとに上限があります。上限を超えて使うと、追加の料金がかかる場合があります。
使い始めのうちは、利用の状況を画面で確かめながら進めましょう。
Cursorの使い方のよくある質問
Cursorの使い方についてよく出る疑問は、以下の5つです。
- Cursorは無料で使えますか?
- 非エンジニアでも使えますか?
- 日本語で使えますか?
- VS Codeとの違いは何ですか?
- Claude Codeとの違いは何ですか?
Cursorは無料で使えますか?
無料のHobbyプランで使い始められます。エージェントの利用には制限があるため、本格的に使う場合は有料のプランを検討します。
非エンジニアでも使えますか?
使えます。作りたいものを日本語で伝えると、エージェントがファイルの作成から実行までを進めます。
ただし、できあがったものが正しく動くかを確かめる作業は必要です。最初は、練習用のフォルダで小さなものから試してください。
バイブコーディングとは?仕組み・始め方と非エンジニアが知るべき注意点を解説
日本語で使えますか?
使えます。依頼は日本語で入力でき、ルールを設定すると回答も日本語にそろえられます。表示の切り替えに使うのは、日本語の言語パックです。
VS Codeとの違いは何ですか?
VS Codeは、Microsoftが提供するコードエディタです。Cursorには、VS Codeの設定や拡張機能を引き継ぐ機能があります。
違いは、AIのエージェントやタブ補完が最初から組み込まれている点です。
Claude Codeとの違いは何ですか?
Claude Codeは、Anthropicが提供するAIのコーディングの道具です。Cursorはエディタの画面を中心に使い、Claude Codeはターミナルを中心に使う点が大きな違いです。
Claude CodeとCursorの違いを比較!料金・選び方と併用方法を解説
Cursorはコードの説明をさせるところから使い始めましょう
Cursorは、AIが組み込まれたコードエディタです。最初に覚える操作は、エージェント・インライン編集・タブ補完の3つで、大きな変更はPlanモードで計画を立ててから進めます。
まずは、練習用のフォルダを開き、エージェントにコードの説明をさせてみましょう。小さな変更を1つ頼み、変更の内容を自分の目で確かめるところまでを、最初の目標にしてください。



