ChatGPTやClaude、Geminiといった生成AIの登場で、ビジネスのあり方は確実に変わりました。
YouTubeやSNSを開けば、AIの使い方を教える動画やセミナーは溢れています。私自身も「ウェブ職TV」を通じて、AIをどう使えば仕事が楽になるかを発信してきました。
ですが、ここ数年で違和感が強くなっています。
「便利な使い方」を伝える発信者は山ほどいるのに、「安全な使い方」を真正面から扱う講座が、驚くほど少ない。
ChatGPTやClaude Codeを業務で本格的に使うと、必ず情報の取り扱いと向き合うことになります。クライアントから預かった原稿、社内の顧客リスト、契約書、開発中のコード。これらをAIにどう渡し、どこに線を引くか。判断を誤れば、信用を一度に失います。
私のもとには、毎日のように個人・法人を問わずDMが届きます。「Claude Codeを使いたいが、漏洩が怖くて踏み出せない」「社員がAIを勝手に使っていて止められない」「補助金を使ってAI研修を入れたいが、どこに頼めばいいか分からない」。
需要は確かにあるのに、応える講座がほとんど存在しない。これが、Touch AIを立ち上げた理由です。
なぜ私たちが「セキュリティ」を主軸に置くのか
私は2005年からSEO・Webマーケティングの現場に立ち、20年以上にわたって自身のメディアと顧客のメディアの両方を運営してきました。2015年に株式会社メリルを創業して以降は、AIを業務にどう組み込むかを社内で実践し続けています。
2024年8月には念願の『この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書』(ITエンジニア本大賞2025技術書部門ベスト3)を出版、同年にはこども家庭庁の実証事業として大阪府豊中市・サイバーエージェントとともに参画。豊中市と「生成AIを活用した子育て相談チャットボット」の協定を締結し、関西初の24時間子育て相談AIチャットボット実証として行政DXメディアにも取り上げられました。
民間と行政、個人と法人、両方の現場でAIを動かしてきたからこそ言えることがあります。
AIの活用が進めば進むほど、セキュリティの設計が事業の存続を左右する。これは私自身の実感です。
AI関連の研究者の先生方と交流する中でも、「実装が先行し、教育が追いついていない」という危機感は共有されています。事故が起きてからでは遅い。今、伝えなければならない。
メリル式AI活用
Touch AIで展開する講座は、すべて「メリル式AI活用」というブランドの上に立っています。
私たちは外から借りてきた知識を講座にはしません。
自社で全社導入し、最適化し、施策として運用してきた本物の知見だけを、講座の中心に置きます。だから「やってみたら違った」が起きにくい。ライティング、SEO、LLMO対策、業務効率化、そしてセキュリティ。どれも私たちが現場で痛みとともに磨いてきたノウハウです。
個人の方には、業務効率化と収益化の両輪を。法人の方には、Claude Code導入支援とセキュリティ研修を。補助金を活用した法人向け講座、導入時セキュリティに特化した研修も、すでに面談を進めながら強化しています。
そして共通の軸として、すべての講座にセキュリティの視点を組み込みます。「便利」と「安全」を切り離さない、これがメリル式の意味です。
あなたの仕事を、安心して任せられるAIへ
AIをただ使うだけなら、検索すれば情報は手に入る時代です。
ですが、自分や自社の事業を本当に前に進めるなら、「便利さ」だけを学んでも届きません。
Touch AIでは、ワークショップ、e-learning、1on1講座、そして法人研修まで、それぞれの立場と段階に合わせた学びを揃えています。共通しているのは、現場で動くノウハウであること。そして、安全に使い続けるための設計が含まれていることです。
実害が出てからでは遅い。それを伝え続けるのが、私たちの責任だと思っています。
株式会社メリル 代表取締役
中島大介(なかじ)