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ChatGPT Workとは?できること・料金・使い方とCodexとの違いを解説

中島大介(なかじ)読了時間 約24分
ChatGPT Workとは何かを解説する記事のアイキャッチ

OpenAIは2026年7月9日、資料・表・スライドなどの成果物を完成まで仕上げるAIエージェント「ChatGPT Work」を発表しました。ChatGPTに、仕事を最後まで任せられるモードが加わりました。

ただ、ChatGPTの画面に「Work」の切り替えが増えても、通常のChatとの違いや使えるプランは画面からわかりません。この記事では、ChatGPT Workのできること・料金・使い方とCodex・dotsとの違いを、編集部が8つの仕事を任せた結果とあわせて解説します。

記事を読めば、ChatGPT Workを自社の仕事に使うかを判断できます。ChatGPT WorkはWeb版なら月額3,000円のPlus以上で使え、よく知っている仕事を1つ任せて試すのが近道です。

ChatGPT Workとは?成果物を完成まで仕上げるChatGPTのエージェント

ChatGPT Workは、時間のかかる仕事をAIに任せるためのChatGPTのエージェントです。ChatGPT Workの全体像は、以下の2つに分けると理解しやすくなります。

  • 2026年7月9日に発表された仕事を任せるためのモード
  • 通常のChatとChatGPT Workの違い

2026年7月9日に発表された仕事を任せるためのモード

ChatGPT Workは、OpenAIが2026年7月9日に発表したChatGPTの新しいモードです。アプリやファイルをまたいで作業を実行し、必要なら何時間もプロジェクトに取り組んで、目標を完成した成果物に変えます。OpenAIの発表

AIエージェントとは、指示を受けたAIが自分で手順を考え、道具を使いながら作業を進める仕組みです。ChatGPT Workの土台には、OpenAIのコーディングエージェントであるCodexの技術が組み込まれています。OpenAIの発表

ChatGPT Workの基本情報は、以下の表のとおりです。

項目内容
発表日2026年7月9日
使える場所Web・モバイル・デスクトップアプリ(Windows・Mac)
主なモデルGPT-6.1 Sol・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna・GPT-6 Astra(プランで異なる)
料金専用の料金はなく、ChatGPTのプランの利用枠を使う

発表時のChatGPT Workは、GPT-5.6で動いていました。2026年9月22日にGPT-6 SolとGPT-6 Luna、9月29日にGPT-6.1 SolがWork向けに加わっています。リリースノート・GPT-6.1 Solの発表

通常のChatとChatGPT Workの違い

通常のChatは質問への素早い回答に、ChatGPT Workは複数の手順が続く仕事の完成に向いています。

通常のChatとChatGPT Workの違いは、以下の表のとおりです。

比較項目通常のChatChatGPT Work
向いている使い方質問・検索・アイデア出し調査・分析・資料やサイトの作成
1回の依頼で進む範囲回答を返すところまで計画から成果物の完成まで
途中のやり取り利用者が次の質問を送る作業中に質問や承認を求めてくる
使えるモデルChat用のモデルWork・Codex用のモデル(GPT-6.1 Solなど)

GPT-6.1 SolなどのWork向けのモデルは、2026年10月1日時点で通常のChatでは選べません。OpenAIヘルプ

ChatGPT Workでできること

ChatGPT Workは、情報集めから成果物の作成、定期的な更新まで任せられます。ChatGPT Workでできる主なことは、以下の4つです。

  • ドキュメント・スプレッドシート・プレゼンテーション・サイトを作る
  • プラグインでSlackやGoogle Driveの情報を集める
  • スケジュール済みタスクで定期作業を任せる
  • デスクトップアプリでパソコン内のファイルやアプリを使う

ドキュメント・スプレッドシート・プレゼンテーション・サイトを作る

ChatGPT Workは、ドキュメント・スプレッドシート・プレゼンテーション・レポートを作成または編集できます。既存のファイルを見本として渡し、同じ形式で新しいファイルを作らせることも可能です。

扱えるのはWord・Excel・PowerPointのファイルと、Google Workspaceを接続した場合のGoogleドキュメント・スプレッドシート・スライドです。同じ形式を繰り返し作る仕事は、見本と指示をテンプレートとして保存できます。資料作成のヘルプ

2026年7月9日にパブリックベータで始まったサイト機能を使えば、作業の結果をダッシュボードなどのWebページにしてURLで共有できます。リリースノート

プラグインでSlackやGoogle Driveの情報を集める

ChatGPT Workは、ChatGPTを外部のアプリにつなぐプラグインを通じて、普段の仕事で使うアプリから情報を集められます。

プラグインでつなげる主なアプリは、以下のとおりです。

  • SlackとMicrosoft Teams
  • Google DriveとSharePoint
  • メール・カレンダー・顧客管理システム(CRM)

ChatGPTは、依頼の内容から使うプラグインを自動で判断します。特定のアプリを使わせたいときは、依頼文に「@」とアプリ名を入力して指示できます。OpenAIの発表

スケジュール済みタスクで定期作業を任せる

スケジュール済みタスクを使うと、ChatGPT Workに同じ作業を決まった時間に繰り返させたり、変化を監視させたりできます。

スケジュール済みタスクで任せられる作業の例は、以下のとおりです。

  • 毎週のSlackの更新を確認して定例会議のアジェンダを更新する
  • 毎朝Webサイトとダッシュボードを確認して変更点をまとめる
  • メールで新しい意見が届いたらプレゼンテーションを更新する

Plus以上の有料プランでは、Gmailへの新着メールやSlackへの新しい投稿をきっかけにタスクを動かすこともできます。きっかけの条件は、Web版かモバイルアプリで作ります。OpenAIヘルプ

デスクトップアプリでパソコン内のファイルやアプリを使う

ChatGPTのデスクトップアプリでWorkを使うと、利用者が許可したパソコン内のファイルやアプリも作業に使えます。Web版とモバイル版のWorkはクラウド上で動くため、パソコン内のファイルを直接は読めません。

コンピューター操作(Computer Use)の機能を使えば、ChatGPTが利用者の代わりにクリックや入力まで進めます。OpenAIの発表

クラウドで動くWorkのチャットは、Web・モバイル・デスクトップの間で同期されます。スマートフォンで始めた仕事を、パソコンで引き継ぐ使い方も可能です。OpenAIヘルプ

編集部がChatGPT Workに8つの仕事を任せた結果

Touch AI編集部は2026年9月30日、ChatGPT ProのWorkで同じ8つの依頼をGPT-6.1 SolとGPT-6 Solに1回ずつ出しました。推論レベルは両方とも画面表記の「中」にそろえ、依頼ごとに新しいチャットで送っています。

8つの依頼の内容と結果は、以下の表のとおりです。

依頼GPT-6.1 SolGPT-6 Sol
売上データの分析全問正解全問正解
会議の日程調整正解正解
プログラムの作成仕様どおり仕様どおり
研修の案内メール曜日の誤りを修正曜日の誤りを修正
議事メモの整理未決事項を正しく区別未決事項を正しく区別
研修スライドの作成5分50秒で完成11分3秒で完成
告知バナーの作成3つの文言が正確3つの文言が正確
SEO記事の企画H2が7本・H3が29本H2が6本・H3が18本

ChatGPT Workは、8つの依頼のすべてで成果物を返しました。依頼の種類ごとの結果は、以下の3つです。

  • 売上の集計・日程調整・議事メモの整理は両モデルとも正解した
  • 案内メールでは依頼文の曜日の誤りに気づいて直した
  • スライド・バナー・記事の企画も1回の依頼で仕上げた

売上の集計・日程調整・議事メモの整理は両モデルとも正解した

売上データの分析では、3商品の2025年度と2026年度の4〜9月の月次売上を渡しました。全体の前年同期比8.5%増や、最も伸びた商品Cの35.2%増などを、両方のモデルがすべて正しく計算しています。

日程調整では、5人の予定から60分の会議枠を探す依頼を出しました。正解の16時15分から17時15分を両モデルとも答え、GPT-6.1 Solは30分しか空いていない別の時間が候補にならない理由まで説明しています。

議事メモの整理では、メモを決定事項・未決事項・担当と期限つきのToDoに分けさせました。両方のモデルが法人向けの価格と展示会への出展を未決事項に分け、「来週の金曜日」を10月9日と読み替えています。

税込合計を計算するプログラムも、両方のモデルが仕様どおりに作りました。編集部はコードを読んで確かめており、手元では実行していません。

案内メールでは依頼文の曜日の誤りに気づいて直した

研修の案内メールでは、件名を1行目に置くことや本文を300字以内にすることなどの条件をつけて依頼しました。依頼文には、実際は木曜日の2026年10月15日を「2026年10月15日(水)」と書いています。両方のモデルが曜日の誤りに気づき、木曜日に直したことを注記しました。

GPT-6.1 Solの回答は、Workのメール下書きの画面で表示されました。差出人の欄にはアカウントのアドレスが入り、宛先は空欄のままで、編集部は送信の操作をしていません。

スライド・バナー・記事の企画も1回の依頼で仕上げた

研修スライドの作成では、新入社員向けに「生成AIを仕事で安全に使う3つのルール」を5枚で説明する依頼を出しました。両方のモデルがPowerPointのファイルを完成させ、画面に表示された作業時間はGPT-6.1 Solが5分50秒、GPT-6 Solが11分3秒です。

GPT-6.1 Solのスライドは表紙・ルール3枚・まとめの構成で、詳しい説明は発表者ノートに分けてありました。

告知バナーでは、16:9のバナーに3つの文言を正確に入れる依頼を出しました。両方のモデルがChatGPTの画像生成の機能を使い、「はじめての生成AI活用」「2026年10月20日(火)20時〜 オンライン開催」「参加無料」を一字も違えずに描いています。

ローカルLLMのおすすめ記事の企画では、両方のモデルがWeb検索で情報を確かめてから見出し構成を作りました。GPT-6 Solは、具体的なモデル名まで見出しに入れています。

今回の比較は、依頼ごとに1回ずつの試行です。モデルごとの違いは、GPT-6.1 Solとはで解説しています。

ChatGPT Workの料金と使えるプラン

ChatGPT Workには、Workだけを契約する専用の料金プランがありません。料金と使えるプランの要点は、以下の3つです。

  • ChatGPT Workは契約中のプランの利用枠を使う
  • 日本の料金はPlusが月額3,000円・Proが月額16,800円から
  • 利用枠を使い切ったらクレジットで追加できる

ChatGPT Workは契約中のプランの利用枠を使う

ChatGPT Workは、契約中のChatGPTのプランに含まれる利用枠を使います。利用枠の仕組みはCodexと同じで、複雑な仕事ほど多くの枠を消費します。OpenAIの発表

利用枠の減り方を左右するのは、仕事の内容・資料の量・推論レベル・選んだモデルです。最上位のGPT-6 Astraは、GPT-5.6 Solより速く枠を消費する場合があります。OpenAIヘルプ

PlusとBusinessのスタンダードには、5時間ごとに使える量の上限が設けられています。Proには、2026年10月1日時点で5時間ごとの上限がありません。週単位の上限は、Proにも別にかかる場合があります。利用枠の数え方は、Codexの料金でも解説しています。Codexの料金表

日本の料金はPlusが月額3,000円・Proが月額16,800円から

2026年10月1日時点の日本の月額料金とChatGPT Workの扱いは、以下の表のとおりです。

プラン月額料金ChatGPT Workの扱い
Free0円デスクトップアプリで使える
Go1,400円デスクトップアプリで使える
Plus3,000円Web・モバイル・デスクトップで使える
Pro 10016,800円Plusより多く使える
Pro 20030,000円Pro 100より多く、速く使える
Pro 50084,000円最も多く、最も速く使える
Businessのスタンダード1人3,850円(年払いは3,050円)Workのすべての機能を使える
Businessのプレミアム1人19,250円(年払いは15,250円)スタンダードの5倍の利用枠

Go・Plus・Proの料金は、日本の消費税込みの金額です。Businessは、2〜200人のチームで使う前提のプランになっています。EnterpriseとEduの料金は、選択画面に表示がありませんでした。ChatGPTの料金ページ

Web版とモバイル版のChatGPT Workは、FreeとGoを除く有料プランが対象です。FreeとGoでも、WindowsとMac向けのChatGPTデスクトップアプリならWorkを使えます。提供地域はChatGPTが対応するすべての地域で、日本でも利用できます。リリースノート・OpenAIの発表

利用枠を使い切ったらクレジットで追加できる

プランの利用枠を使い切ったあとは、ChatGPTのクレジットを購入して作業を続けられます。クレジットの消費量は、モデルと処理した文章の量(トークン)で決まります。GPT-6.1 Solのクレジット消費量は、GPT-6 Astraの5分の1です。EnterpriseとEduでは、管理者が支出の上限や部署ごとの上限を管理画面で設定できます。Codexの料金表

ChatGPT Workの使い方

ChatGPT Workは、ChatGPTの画面でWorkに切り替えて使います。ChatGPT Workの使い方の要点は、以下の3つです。

  • Web・スマートフォン・デスクトップアプリで始める手順
  • 依頼文には成果物・資料・条件・確認の基準を書く
  • デスクトップアプリの権限は承認を求める設定から始める

Web・スマートフォン・デスクトップアプリで始める手順

Web版とスマートフォンで始める手順は、以下のとおりです。

  1. ChatGPTを開き、Workを選ぶ(スマートフォンは画面上部のメニューから選ぶ)
  2. 新しいチャットを始めるか、既存のプロジェクトを開く
  3. 使ってほしいファイルを添付し、作ってほしい成果物を書く
  4. 作業中の質問に答え、重要な操作を画面上で承認する
  5. 完成した成果物を確認し、直してほしい点を同じチャットで伝える

デスクトップアプリでは、左上のメニューでChatGPTを選び、ページ上部の切り替えでWorkにします。ローカルフォルダを開く場合は、仕事に使うファイルだけにアクセスを許可しましょう。OpenAIヘルプ

モデルは、おまかせの「デフォルト」かGPT-6.1 Solなどの特定のモデルから選べます。

依頼文には成果物・資料・条件・確認の基準を書く

ChatGPT Workへの依頼文には、作業の手順ではなく、欲しい結果と判断の材料を書きます。ChatGPT Workは手順を自分で考えるため、結果の条件がはっきりしているほど手直しが減ります。

依頼文に書いておきたい項目は、以下のとおりです。

  • 作ってほしい成果物と形式(PowerPointで5枚など)
  • 成果物を読む人と使う場面
  • 使ってほしい資料やファイル
  • 守ってほしい条件(文字数・使わない言葉・テンプレートなど)
  • 完成したと判断する確認の基準

編集部の案内メールの依頼でも、件名の位置・文字数・使わない言葉を条件として指定しました。結果として、ChatGPT Workは依頼文にあった曜日の誤りまで指摘しています。

最初の依頼には、月末の予算の差異分析や営業の打ち合わせの準備のように、自分がよく知っている仕事を選ぶのがおすすめです。正解がわかる仕事なら、結果の良し悪しをすぐに判断できます。OpenAIの発表

デスクトップアプリの権限は承認を求める設定から始める

デスクトップアプリでは、ChatGPTに許す操作の範囲を3段階の権限で決めます。最初は、作業フォルダの外へ出る前に止まって承認を求める初期設定のまま使うのが安全です。

3段階の権限の違いは、以下の表のとおりです。

権限の設定ChatGPTの動きリスク
Ask for approval(初期設定)作業フォルダの外へ出る前やインターネットを使う前に止まる最も低い
Approve for meフォルダの外への操作を自動で審査して進める審査が誤る場合がある
Full access承認なしでパソコン内のファイル編集やネットワークの利用を進める消失や漏えいの危険が大きい

Ask for approval以外の2つの設定は、デスクトップアプリの設定で有効にしてから選べます。権限の解説

ChatGPT WorkとCodex・OpenAIのdotsの違い

OpenAIには、ChatGPT Workのほかにも仕事を任せられるAIエージェントがあります。ChatGPT Workと似たOpenAIの製品との違いは、以下の2つです。

  • ChatGPT WorkとCodexの違いは作業の対象
  • ChatGPT WorkとOpenAIのdotsの違いは働き続けるかどうか

ChatGPT WorkとCodexの違いは作業の対象

Codexはソフトウェア開発などの技術的な作業に特化したエージェントで、ChatGPT Workは調査や資料作成などの幅広い仕事を担当します。

ChatGPTのアプリでは、Codexはデスクトップアプリの独立した画面で動きます。ChatGPTのWeb版とモバイル版では、Codexをモードとして選べません。OpenAIヘルプ

2つの製品は利用枠の仕組みが共通で、GPT-6.1 Solなどの同じモデルを使えます。プログラミングをしない人は、ChatGPT Workから始めれば十分です。

ChatGPT WorkとOpenAIのdotsの違いは働き続けるかどうか

ChatGPT Workは依頼を受けて仕事を完成させ、dotsは専用のコンピューターで目標に向けて働き続けます。dotsは2026年9月29日に発表された常時稼働のエージェントで、1体ずつを「dot」と呼びます。

dotの頭脳はGPT-6 Astraで、専用のクラウドコンピューターを使って24時間働くことが可能です。ChatGPT・Slack・Teamsなどから話しかけられ、dotの側から進捗や質問を伝えてくる点もChatGPT Workとの違いです。dotsの発表

dotsを使えるのはProとBusiness Premiumの利用者で、Enterpriseではベータ版として試せます。dotに頼んだChatGPT Workのタスクは、通常どおりプランの利用枠を消費します。日本のChatGPT Proでdotsを試した結果は、OpenAIのdotsとはで紹介しました。

多くの会社員にとっての入口は、Plusの契約だけで始められるChatGPT Workです。他社のエージェントも含めて選びたい場合は、AIエージェントのおすすめ比較で製品ごとの違いを整理しています。GoogleのAIエージェントについては、Gemini Sparkとはで使い方と料金を解説しました。

ChatGPT Workを業務で使う前の注意点

ChatGPT Workは会社の情報やアプリに触れて作業するため、使い始める前に決めておくことがあります。業務で使う前に確認したい注意点は、以下の3つです。

  • ローカルで作業してもメッセージはクラウドに保存される場合がある
  • 送信や共有は人が承認し、成果物の数字は人が確認する
  • 会社で使うならBusiness以上で管理者が設定する

ローカルで作業してもメッセージはクラウドに保存される場合がある

デスクトップアプリでパソコン内のファイルを使う場合でも、メッセージやタスクの情報はクラウドに保存されることがあります。「ローカルで動いているから社外に出ない」とは言い切れません。OpenAIヘルプ

顧客情報や契約書のような機密性の高い資料は、ChatGPT Workに渡す前に社内ルールで扱いを確認しましょう。スケジュール済みタスクを共有するときは、リンクに含まれる指示文に社内の情報がないかを見直す必要があります。

送信や共有は人が承認し、成果物の数字は人が確認する

ChatGPT Workに何を触らせ、どの操作の前に承認を求めさせるかは、利用者が決められます。接続したアプリを使う重要な操作は、実行前にOpenAIの高度なモデルが自動で確認し、機密情報の不正な共有を防ぐ仕組みです。OpenAIの発表

編集部の検証でも、案内メールは差出人の欄まで埋まった下書きの形で表示されました。メールの送信やファイルの共有は取り消しにくいため、人が承認するまで実行させない設定にしておくことが大切です。

成果物の数字と固有名詞も、社外に出す前に人が確認します。編集部の検証で企画に入った具体的なモデル名は、使う前に事実の確認が必要でした。AIエージェントに権限を渡すときのリスクと対策は、AIエージェントのセキュリティで解説しています。

会社で使うならBusiness以上で管理者が設定する

会社でChatGPT Workを使う場合は、管理者がワークスペースをまとめて管理できるBusiness以上のプランが向いています。Businessでは業務データが初期設定でモデルの学習に使われず、SAML・SSO・多要素認証でワークスペースを守れます。ChatGPTの料金ページ

クラウドのWorkとパソコン内のWorkを社員に許可するかどうかと初期のモデルは、管理者が決める項目です。EnterpriseとEduでは、使える社員・社内情報・ツール・操作を一元管理でき、Compliance APIでWorkの会話と操作も確認できます。OpenAIヘルプ・OpenAIの発表

ChatGPT Workはよく知っている仕事を1つ任せて試しましょう

ChatGPT Workは、資料・表・スライドなどの成果物を完成まで仕上げるOpenAIのAIエージェントです。専用の料金はなく、契約中のChatGPTのプランの利用枠を使います。

ChatGPT Workを使い始めるための要点は、以下のとおりです。

  • Web版とモバイル版はPlus(月額3,000円)以上の有料プランで使える
  • FreeとGoはデスクトップアプリで使える
  • 依頼文には成果物・資料・条件・確認の基準を書く
  • 開発の仕事はCodex、24時間働き続けてほしい仕事はdotsを選ぶ
  • 送信や共有は人が承認し、数字と固有名詞は人が確認する

編集部の検証でも、ChatGPT Workは売上の集計から研修スライドまで8つの仕事すべてを仕上げました。ChatGPT Workを使えば、資料作りの時間を確認と判断に回せます。まずは正解がわかる普段の仕事を1つ任せて、結果を確かめるところから始めましょう。

この記事の監修者

中島大介(なかじ)

中島大介(なかじ)

株式会社メリル 代表取締役 / 記事監修

株式会社メリル代表取締役。SEO歴20年以上。最新AIやセキュリティについて発信するYouTube「ウェブ職TV」は登録者15万人以上。著書「ChatGPT & Copilotの教科書」は10万部突破!

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