Claude Codeの使い方を解説!導入から日本語での依頼・変更確認まで

Claude Codeの使い方を調べると、Mac向けのコマンドやWindowsの設定、エディタの拡張機能が並びます。手順を混ぜて進めると、導入後に開く画面や入力内容も分かりにくくなるのが問題です。
この記事では、Claude Codeの導入と認証、日本語での依頼から変更確認までを解説します。記事を読めば分かるのは、自分の環境で最初の作業を進める手順です。まず対象フォルダと権限設定を確認し、ファイルの説明など変更を伴わない依頼から始めましょう。
Claude Codeの導入準備とインストール方法
Claude Codeには複数の操作画面があり、導入手順も異なります。ターミナルを使わずに始めたい場合の入口は、公式のデスクトップアプリです。ここではターミナルから使う場合の準備を、次の4つに分けて説明します。
- 使う画面とアカウントを確認する
- Macでは公式インストーラーを実行する
- WindowsではPowerShellで導入する
- バージョン表示と更新方法を確認する
使う画面とアカウントを確認する
Claude Codeの代表的な入口は、以下の4つです。普段の作業環境に合わせて選びます。
| 入口 | 操作する画面 | 導入時の確認点 |
|---|---|---|
| ターミナル(CLI) | 文字で指示する画面 | 単体のClaude Codeをインストール |
| デスクトップアプリ | アプリ内のCode画面 | アプリの対応環境と対象フォルダ |
| エディタ拡張 | VS CodeやCursor内のパネル | 対応する公式拡張を導入 |
| Web版 | ブラウザ | 利用資格とクラウド側の作業環境 |
エディタで操作したい場合は、次の記事で導入方法を解説しています。
Claude CodeをVS Codeで使う方法!拡張機能の入れ方と設定も紹介
この記事はCLIの手順を中心に説明します。別の入口では設定の範囲や実行環境が異なるため、CLIの設定がすべて自動で引き継がれるとは考えないでください。
Claude Code CLIとは?インストールから使い方・コマンドまで解説
CLIで作業を始めるために用意するものは、次のとおりです。
- 対象のClaudeプランやConsoleなどの利用アカウント
- 対応するパソコンとインターネット接続
- 作業するファイルが入ったフォルダ
- 作業対象のプログラムを動かすための環境
Claude FreeにClaude Codeは含まれません。Pro・Max・Team・Enterpriseの対象プランや、API課金のConsoleなどで利用します。会社のクラウド経由で使う場合は、管理者が指定する認証方法を確認してください。
CLIの対応環境はmacOS13.0以降、Windows10のバージョン1809以降などで、メモリは4GB以上が必要です。Claude Code自体の動作要件と、開発するアプリに必要な環境は別に確認します。
Claude Codeの料金プランを徹底解説!MaxとAPI課金の選び方も紹介
Macでは公式インストーラーを実行する
MacのCLIは、公式クイックスタートに掲載されたインストーラーで導入できます。手順は次のとおりです。
- アプリケーションの「ユーティリティ」から「ターミナル」を開く
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bashを入力して実行する- 完了の表示を確認する
LinuxやWSLでも同じインストールコマンドが案内されています。MacとWindowsのコマンドを続けて実行する手順ではありません。
Homebrewを使っている場合は、brew install --cask claude-codeで導入する方法もあります。複数の方法で重ねて入れると更新や実行場所が分かりにくくなるため、導入方式を把握しておきましょう。
WindowsではPowerShellで導入する
Windowsでは、PowerShellから公式インストーラーを実行できます。通常の導入で管理者として起動する必要はありません。手順は以下のとおりです。
- スタートメニューから「PowerShell」を開く
irm https://claude.ai/install.ps1 | iexを入力して実行する- 完了の表示を確認する
PowerShellとコマンドプロンプトは別の画面です。irmが認識されない場合は、コマンドプロンプトに入力していないかを確認してください。
Git for Windowsは任意ですが、導入するとClaude CodeがBashを使えます。未導入の場合はPowerShellのツールでコマンドを実行する仕組みです。Windowsで使うためにWSLを必ず追加する必要はありません。
すでにWSLを使っている場合は、WSL側のターミナルでLinux向けの手順を使います。作業フォルダや開発用ツールも、どちらの環境で使うかをそろえることがポイントです。
バージョン表示と更新方法を確認する
インストール後はclaude --versionを実行し、バージョン番号とClaude Codeの表示を確認します。コマンドが見つからない場合は、ターミナルを開き直してから試してください。
更新方法は導入方式によって異なります。代表的な違いは、次の表のとおりです。
| 導入方式 | 更新の扱い |
|---|---|
| 公式のNative install | 基本はバックグラウンドで自動更新 |
| Homebrew | `brew upgrade claude-code`などで更新 |
| WinGet | `winget upgrade Anthropic.ClaudeCode`で更新 |
Native installでも設定によって自動更新を無効にできるため、会社で管理されている場合は運用ルールに従います。インストール状態や設定の診断にはclaude doctorを使えますが、コマンド自体が見つからない場合は先に実行ファイルの配置を確認する必要があります。
Claude Codeの初回起動から作業結果の確認まで
インストール後は、対象フォルダを決めてから依頼します。初回の作業は以下の流れで進めます。
- 作業フォルダで起動して認証する
- 最初はファイルの説明を依頼する
- 小さな修正を頼んで変更結果を確認する
作業フォルダで起動して認証する
Claude Codeは、起動した場所を作業の基準にします。関係のないファイルまで対象にしないよう、作業したいフォルダへ移動してから起動してください。
起動と認証の手順は、次のとおりです。
- ターミナルで
cdの後に対象フォルダのパスを入力する claudeを実行する- 初回の案内に従って利用アカウントを選ぶ
- ブラウザで認証し、ターミナルに戻る
- 表示された作業フォルダと利用アカウントを確認する
フォルダ名に空白がある場合は、パス全体を半角のダブルクォーテーションで囲みます。例として、cd "作業フォルダのパス"の形です。
認証情報は保存されますが、有効期限やアカウントの変更で再認証が必要になる場合があります。切り替えにはセッション内で/loginを使います。APIキーを設定している環境では認証の流れが変わるため、会社の手順がある場合は優先してください。
最初はファイルの説明を依頼する
最初の依頼は、対象ファイルを変更せずに説明してもらう形が適しています。日本語で「変更はせず、フォルダの構成と主要なファイルの役割を説明してください」と伝える方法があります。
質問の例は、以下のとおりです。
- このプロジェクトは何をするものですか?
- アプリを起動する手順はどこに書かれていますか?
- 問い合わせフォームに関係するファイルを教えてください
Claude Codeが必要なファイルを探しますが、必ず必要な情報をすべて発見できるとは限りません。調査対象が違う場合は、ファイル名やフォルダを追加で指定します。
読み取り中心の依頼でも、開始前に権限モードを確認しておくとよいでしょう。自然言語で「変更しない」と書くことと、実行できる操作を設定で制限することは別です。
小さな修正を頼んで変更結果を確認する
最初の修正は、変更範囲と確認方法を説明できる作業から始めます。例えば、画面の見出しを変更する場合の依頼文は次の形です。
「お問い合わせページの見出しを『ご相談・お問い合わせ』へ変更してください。変更してよいのは見出しの文字だけです。レイアウトと入力処理は維持し、修正したファイルを報告してください。表示を確認できない場合は、その理由も教えてください。」
作業後には、AIの報告に加えて実際の差分を確認します。見出し以外が変わっていないか、表示が崩れていないかを見直す工程です。テストを依頼した場合も、実行した結果と実行できなかった部分を区別します。
修正前の状態はGitやバックアップで残しておきます。Gitはファイルの変更履歴を保存する仕組みです。公開や外部への送信まで含める場合は、依頼する作業の範囲をさらに明確にする必要があります。
Claude Codeの基本操作を使い分ける
Claude Codeは日本語で依頼できますが、対象の指定や権限設定も結果に関わります。押さえたい基本操作は、次の4つです。
- 目的と完了条件を具体的に伝える
- @で対象ファイルを指定する
- 権限モードとPlanを確認する
- キー操作とスラッシュコマンドを使う
目的と完了条件を具体的に伝える
依頼には、何を変えたいかと、どの状態になれば完了かを含めます。「エラーを直して」だけでは、再現条件や直してほしい範囲が伝わらないためです。
例えば「ログインに失敗した後に画面が真っ白になる。エラーメッセージを表示するよう修正し、再現手順で確認して」と伝えれば、確認すべき動作が具体的になります。エラーメッセージを添える場合は、認証情報や個人情報が含まれていないかも確認してください。
大きな依頼は、調査と実装を分ける方法があります。調査結果を読んでから対象を絞れば、意図と違う変更を広げる前に方向を直せます。
@で対象ファイルを指定する
見てほしいファイルが分かっている場合は、@に続けてパスを指定できます。@src/utils/auth.jsのように入力し、処理の説明や修正を依頼する使い方です。
候補の一覧を使えば、ファイルのパスをすべて暗記する必要はありません。複数のファイルを指定して関係を説明してもらうこともできます。
フォルダを指定しただけで、内部の全ファイルが必ず一度に読み込まれるわけではありません。重要なファイルは個別に示し、AIがどの情報を確認したかを回答から確かめると、前提の食い違いを見つけやすくなります。
権限モードとPlanを確認する
Claude Codeの変更前の確認は、権限モードによって変わります。「標準設定なら必ず承認されるまで編集されない」とは言い切れません。主なモードの違いは、以下のとおりです。
| モード | 主な用途 | 確認すること |
|---|---|---|
| Manual | 操作を自分で確認しながら進める | 許可済みのルールや設定 |
| Accept edits | ファイル編集を任せる | 自動で許可される操作の範囲 |
| Plan | 調査して計画を立てる | 計画から実装へ切り替えるタイミング |
| Auto | 操作を自動で判断しながら進める | 対応条件と組織の設定 |
現行のPro・Max・Teamでは、条件を満たす環境でAutoが開始時のモードになります。Autoでは利用者の代わりに判定用のAIが操作を確認し、多くの編集やコマンド実行が確認なしで進みます。バージョンや初回起動、設定などで変わるため、画面の表示を確認してください。手動確認を重視する場合はManualを選びます。CLIではclaude --permission-mode defaultでManualを指定して起動できます。
モードの切り替えキーはShift+Tabです。Planは調査と計画に使う機能です。調査のためにコマンドを実行する場合もあるので、通常のファイル編集以外の動作までなくなるとは考えないでください。詳細は公式の権限モード解説で確認できます。
キー操作とスラッシュコマンドを使う
入力の改行や作業の中断には、次のキー操作を使えます。ターミナルの設定によって利用できる組み合わせが変わる場合があります。
| 操作 | 入力するキー |
|---|---|
| 依頼を送信 | Enter |
| 入力中に改行 | Ctrl+J、またはバックスラッシュの後にEnter |
| 実行中の応答を中断 | Esc |
| 権限モードを切り替え | Shift+Tab |
セッション内の操作には、/から始まるコマンドもあります。公式のコマンド一覧から基本的なものを以下にまとめます。
| コマンド | 役割 |
|---|---|
| /help | 利用できるコマンドを確認 |
| /model | 利用可能なモデルを選択 |
| /usage | セッションのトークン使用量やプランの利用状況を確認 |
| /resume | 保存された会話を再開 |
| /login | 再認証やアカウントの切り替え |
| /exit | CLIを終了 |
過去の会話を再開する操作は、停止していた処理を必ず同じ状態で実行し続ける保証ではありません。再開後は、ファイルの変更状況や残っている作業を確認します。
Claude Codeの会話と変更履歴を管理する
会話が長くなったときの整理と、ファイルの復元は異なる操作です。次の3つを使い分けます。
- /contextで会話の使用状況を確認する
- /clearと/compactで会話を整理する
- /rewindで戻せる変更を確認する
/contextで会話の使用状況を確認する
Claude Codeが作業に使う情報には、依頼文だけでなく、読み込んだファイルやツールの結果も含まれます。コンテキストは、AIが作業の前提として参照する情報のまとまりです。
/contextでは、コンテキストの使用状況を確認できます。無関係な情報や不要なログを大量に渡すと、必要な条件を把握しにくくなるため、作業に使う情報を整理することが有用です。
回答がずれた原因を、会話の長さだけで決めつけないようにしてください。対象ファイルが違う、依頼の条件が不足しているなど、別の原因がないかも確認します。
/clearと/compactで会話を整理する
別の作業へ移る場合は、/clearで新しい会話を始める方法があります。以前の会話は保存され、再開できます。ファイルの変更を取り消したり、保存済みの履歴をすべて削除したりする操作ではありません。
同じ作業を続けたい場合は、/compactで会話を要約できます。要約後にも必要な条件が残っているかを確かめると、認識のずれを防ぎやすくなります。
会話を整理すれば必ず回答の精度が上がるわけではありません。完了条件や残っている問題を短く書き直すなど、引き継ぐ情報の内容も見直します。
/rewindで戻せる変更を確認する
/rewindでは、保存されたチェックポイントを選び、対応するコードや会話を巻き戻せます。入力欄が空ならEscを2回押す操作でも、巻き戻し画面を開くことが可能です。
ただし、復元対象には制限があります。主な対象外は、次のとおりです。
- Bashなどのコマンドで行ったファイル変更
- 外部の操作や別のセッションによる変更
- 通常の別エージェントによる編集
- データベースや外部サービスへの操作
新しいターンを始める依頼にはチェックポイントが作られますが、実行中のターンに追加したメッセージごとに作られるとは限りません。古い保存データが削除されていれば、復元できない場合もあります。
巻き戻しはGitやバックアップの代わりにはなりません。戻せる範囲を確認し、公式のチェックポイント解説にある制限も踏まえて使います。
CLAUDE.mdでClaude Codeに作業ルールを伝える
毎回繰り返す説明は、CLAUDE.mdにまとめられます。初めて設定する際は、次の2つを押さえます。
- /initでプロジェクトの説明を用意する
- 短く具体的な指示を書いて確認する
/initでプロジェクトの説明を用意する
公式のCLAUDE.md解説によると、CLAUDE.mdはプロジェクトの構成や作業のルールを記述するMarkdownファイルです。セッションで読み込まれる説明として、起動やテストの手順、回答言語などを伝えられます。
/initを実行すると、Claude Codeがプロジェクトを調べて説明の作成を支援します。既存ファイルがある場合は内容を確認し、提案された変更を見直してから採用してください。
チームで共有する内容はプロジェクトのCLAUDE.mdへ、個人の共通指示は~/.claude/CLAUDE.mdへ記載する方法があります。秘密のキーやパスワードを、共有用の説明書に書かないようにします。
短く具体的な指示を書いて確認する
CLAUDE.mdには、守れたかを確認できる指示を書きます。例えば「分かりやすく作業する」より、「変更したファイルと実行したテストを日本語で報告する」の方が確認しやすい内容です。
公式の目安は、CLAUDE.mdを1ファイル200行未満に収めることです。すべての資料を詰め込まず、毎回必要になる手順と判断基準を絞ります。
CLAUDE.mdはAIへの指示であり、操作を強制的に禁止する設定ではありません。禁止したい操作は権限設定なども併用します。Claude Codeが作業から得た知見をメモする自動メモリも別の仕組みなので、作業ルールと自動的なメモを混同しないことがポイントです。
Claude Codeの使い方に関するよくある質問
使い始める前後に確認したい疑問は、以下の4つです。
- Claude Codeは無料で使えますか?
- Proプランではどれくらい使えますか?
- プログラミング未経験でも使えますか?
- 意図しない動作やエラーが出たらどうしますか?
Claude Codeは無料で使えますか?
Claude FreeにClaude Codeは含まれません。対象のClaudeプランか、ConsoleのAPI課金などを利用します。
個人向けの例として、公式料金ページではProが月払い20ドル、Maxが月100ドルからと案内されています。いずれも税別で、利用上限のあるプランです。Proの年払いは年間200ドルの前払いなので、通常の月払いとは区別してください。
API課金は利用量で費用が変わります。Proをすべての利用方法の中で最安と決めつけず、使う量と契約条件で判断します。
Proプランではどれくらい使えますか?
利用できる量は、モデルや会話の長さ、作業内容などで変わります。ClaudeのチャットとClaude Codeはプランの利用枠を共有するため、開発以外で使った分も考慮が必要です。
残りの利用量やリセットの表示は、アカウントの利用画面などで確認します。上限に達した場合の選択肢は、リセットを待つ方法のほか、上位プランや追加利用です。
追加利用やConsoleのAPIを選ぶと、別の支払いが発生する場合があります。作業が止まったからといって、請求先を確認せず認証方法を変更しないようにしてください。
プログラミング未経験でも使えますか?
日本語で説明や修正を依頼すること自体は可能です。最初からコードを書かせるだけでなく、ファイルの役割やエラーの意味を説明してもらう使い方があります。
ただし、AIの説明や生成したコードが正しいかを確認する工程は残ります。操作できることと、公開するアプリの品質を判断できることは別です。
実際の業務に使う場合は、結果を確認できる担当者を決めます。自分で確かめられる小さな作業から始めると、依頼と確認の流れを学びやすくなります。
意図しない動作やエラーが出たらどうしますか?
作業中ならEscで応答を止め、何が実行されたかを確認します。中断しても、すでに行われた編集や外部操作が自動で元に戻るわけではありません。
ファイルの変更は差分を見て、チェックポイントで戻せる範囲か、Gitやバックアップを使うべきかを判断します。エラーの相談では、表示されたメッセージと実行していた操作をセットで伝えると、原因を切り分けやすくなります。
導入や認証のエラーの場合は、OS・開いているターミナル・アカウントの種類も確認してください。修正コマンドを重ねて試す前に、どこで止まっているかを明確にします。
Claude Codeの使い方は小さな依頼と変更確認から身につけよう
Claude Codeは、環境を選んで対象フォルダから起動します。認証を完了したら、日本語で作業を依頼する流れです。権限モードによって自動実行される範囲が変わるため、使い始めに画面の設定を確認します。
最初に押さえる項目は、次のとおりです。
- 目的・対象ファイル・完了条件を伝える
- 作業後の差分と動作を確認する
- 会話の整理とファイルの復元を区別する
- 継続して伝えるルールをCLAUDE.mdにまとめる
まず作業前の状態を保存し、フォルダの構成を説明してもらうところから始めてください。説明が対象と合っていることを確かめてから、小さな修正へ進めば、依頼と確認の手順を一つずつ身につけられます。



